殻がきれいにむけたゆで卵はおいしそうですよね。
でもやってみると、白身が多くとれてしまったりして、卵の表面がデコボコになってなかなかうまくいかないですね。
インターネットや雑誌などで、ゆで卵をきれいにむく方法がいろいろと紹介されています。
ほとんどは確かにゆで卵の殻がかなりきれいにむけます。
ただ、何回かやってみてコツをつまくことが必要なむき方や、力がいる方法など、初回からすぐに成功するむき方は少ないようです。
賞味期限直前の古い卵で作ったゆで卵は確かに誰でも簡単にうまく殻がむけますが、黄身がどうしても水っぽくなってしまいます。
そこで今回は、ゆで卵をきれいにむく方法のうち、誰でも簡単に確実にうまくいきやすい方法を順番に5つご紹介します。
目次
第1位:食品用コンテナーでゆで卵の殻をきれにむく方法
どこの家庭にもある食品用コンテナーを用意します。
ジップロックやタッパーウェアなどの商品名で販売しているものです。
1.その食品用コンテナーに水を1/3ほど入れ、そこへゆで卵を入れます。
コンテナーの中で、ゆで卵が2~3cm移動できるように卵の分量を調整ましょう。
ゆで卵を入れたら蓋をしっかり閉めて準備OKです。
2.両手でゆで卵を入れた食品用コンテナーをしっかりと持ち、前後左右に10~15秒間軽く振ます。
コンテナーの中で、ゆで卵が互いにぶつかり合い、卵全体の殻にヒビが入ります。
卵全体にヒビが入りやすいように、食品用コンテナーを前後左右に満遍なく振ることがポイントです。
3.食品用コンテナーの蓋を開けると、ゆで卵は卵全体にいくつもの細かいヒビが入った状態になっています。
この状態になると、ゆで卵は殻をつまむだけでとても気持ちよくツルッとむけます。やみつきになってしまうほどの気持ちよさです。
この食品コンテナーを使用したゆで卵の殻のむき方は、コツが一切いりません。
また、腕力なども必要ありませんので、子供さんから高齢者の方まで初回からうまくいきます。
一番おすすめの方法です。
第2位:ゆで卵をゆでる直前に卵にヒビを入れる方法
次に、ゆで卵をきれいにむく方法でおすすめしたいのでは、「ゆでる前にヒビを入れる」というものです。
ただ、ヒビを入れる場所はどこでもいい訳ではありません。
ヒビを入れるのは、卵のお尻側(尖っていない部分)の底部分です。
ここには、「気室」と呼ばれる空気の部屋があり、この部分だけ、薄皮と殻の間があいているのです。
この気室にヒビを入れれば、隙間からお湯がその気室に入り込み、殻がむきやすくなるのです。
ヒビの入れ方ですが、スプーンの裏などで叩いて、徐々にヒビを入れていきます。
直径1cmのヒビを入れるといいです。
ヒビを入れた部分からむき始めると、きれいにむくことができます。
ゆでている途中で白身がそのヒビから外へもれ出すのではないかと不安になりますし、実際すこしもれることがあります。
しかし、ゆで上がった際に飛び出た白身を殻と一緒にむいてしまえばいいのです。
ただ、ヒビの入れ具合の少し練習が少し必要になるのが、この方法のネックになるところです。
第3位:ゆで卵に強めの水道水を当ててきれいに殻をむく方法
水道水を強めの水圧でゆで卵にあてながら殻をむく方法です。
必要なのは水道水とボールだけです。
1.ゆで卵の上の部分(尖った方)の殻を少しはがして、水の侵入口を作ります。
2.ゆで卵の下の部分(反対側)の殻も少しはがして、卵の出口を作ります。
3.ゆで卵の上の部分に勢いよく水道水をかけます。
思ったよりもゆで卵の中身は丈夫ですので、水道水は相当強くても大丈夫です。
卵と殻の間に水の層ができるので、滑りがよくなります。
4.水道水の圧力で、ゆで卵の中身が下の部分から勢いよく押し出されますので、ボールなどでそれをキャッチします。
ただこの方法は、水道水を出し放しにするので、順位を下げています。
第4位:ゆで卵のゆで上がりに氷水につけて殻をむく方法
3番めにおすすめするゆで卵の殻をきれいにむく方法は、ゆで卵のゆで上がりにすぐに氷水につける方法です。
「冷却むき」とも呼ばれています。
氷、水、ボールを用意し、事前に、ボールにゆで卵が浸るぐらいの氷水を作っておきます
1.氷水が入ったボールの中に、できたてのゆで卵を入れます。
2.10分ほど氷水に浸けてしっかりと冷やします
ゆで上がった卵をすぐに氷水につけることで卵が収縮し、卵と殻の間に隙間ができてむきやすくなります。
この方法も簡単確実にゆで卵の殻をうまくむくことができます。
ただ、この方法の問題点は、氷水を事前に用意しなくてはいけないことです。面倒ですからね。
第5位:ゆで卵を片手で転がしてきれいに殻をむく方法
次におすすめするゆで卵の殻をきれいにむく方法は、「転がしむき」と呼ばれ、片手でゆで卵を転がすものです。
1.ゆで上がったゆで卵をまな板など平らなものの上に置きます。
3.そのゆで卵を手の平を使って軽く圧力をかけてコロコロと転がし、全体にヒビを入れながら殻をむきます。優しく転がす意識です。
圧力が高すぎると、白身にもヒビが入ってしまいます。
この方法は、用意するものもなく、とても簡単な方法なのですが、圧力のかけ方のコツがいるところがおすすめ順位を落としている理由です。
しかし、圧力のかけ方のコツがわかれば、「転がしむき」が一番早くゆで卵の殻をむく方法です。
まとめ
ゆで卵の殻がツルンときれいにむけると気持ちがいいですし、見た目もとてもきれいですね。
今回ご紹介した方法は、ゆで卵の殻が簡単で確実にきれいにむけるものばかりです。
第1位から順番に試してみましょう。