使った傘についた水を取るのが面倒くさくて、傘を濡れたまま適当に畳んで放置ということになっていないでしょうか。
雨水がついたままでしっかりと乾かさずに傘を放置すると、傘に雑菌が繁殖してしまいます。
雑菌の繁殖によって、イヤな臭いがしたり、サビで傘がボロボロになったりすることもあります。
お手入れをいいかがげんにしがちな傘なだけに、きちんとケアをすべきです。
今回は、正しい傘の乾かし方・手入れ方をご紹介します。
目次
傘のお手入れ法
1、水気をとる
傘を使ったら、軒先などで傘についた水滴をできるかぎり振り落としましょう。
足元でトントンする方や、傘を左右に回して水を飛ばす方も多いですね。
でも、これはNGです。
傘というものは、縦の動きを前提に設計されていますので、横に動かすと骨が外れるなど、壊れる原因になります。
傘の水を切るときは、少し開いて、少し閉じて、を繰り返します。
この際、傘は閉じた状態にしておくこと。開いた状態だと傘の骨格が歪み、痛んでしまうことがあるのです。
夏場や梅雨時期などは湿気が多く、そんな季節に濡れたままの傘を玄関に放置してしまうと、傘から落ちた水滴が湿気となり、玄関がカビの温床になってしまう事にもなります。
2,布でふく
軽く水滴を落としたら、傘を広げてタオル等の布で全体を拭きます。
汚れている場合は、ぬるま湯で薄めた中性洗剤をスポンジにしみ込ませ、なでるように拭き取ります。
ビニール傘の場合は、キッチンハイターのような塩素系漂白剤を薄めた液を使いましょう。
さらに乾拭きをして、持ち手や金属部分も確認します。
濡れていたら、そこもきちんと拭き取っておきます。
わざわざ布でふくことができなくても、濡れた傘は、風通しのいい家の外に置き水気を少しでもとっておきましょう。
3,乾かす
水気を取ったら、陰干しをします。
直射日光は、色やけや繊維を痛める原因になります。
室内でも、日光や蛍光灯の紫外線が当たる場所には長時間置かないようにしましょう。
風通しの良い場所に置き、できるだけ短時間で乾燥させると、臭いが発生しにくくなります。
浴室で傘を乾かすのもひとつの方法です。
浴室は、もともと濡れても問題のない場所ですから。
乾いてから防水スプレーをしておくと、次回以降の手入れが楽になります。
傘の骨部分は、錆びやすくなっていますので、風に当てて水分を飛ばしてあげる事もポイントです。
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4,保管します
傘を乾かしたら、きれいに畳んで次に使うまでは陽の当たらない場所にしまっておきます。
折り畳み傘であれば、玄関の傘立てではなく、クローゼットなどで収納することをおすすめします。
濡れた傘を収納するのに便利なもの
折り畳み傘はとても便利ですが、外出中に電車や屋内に入った時にやり場に困りますね。
バッグに入れるとバッグの中が濡れてしまうし・・・
そんな時、この傘ケースがあると本当に便利です。
ケースの内側が「超給水マイクロファイバー」で出来ており、濡れたままの傘を入れてもどんどん水滴を吸収してしまいます。
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もともとハードタイプのおしゃれなケースに入った折り畳み傘もあります。
ハードタイプのケースの為、使用後の濡れた傘を入れても水が浸みることがありません。
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車内を濡れた傘で濡らさないために
濡れた傘のせいで、車内は、いつもビチョビチョ…
どうしても雨に濡れたままの大きな傘を、クルマの中に入れることになるので、
車内がビショビショになってしまいます。
それを少しでも防ぐためのおすすめの方法は、大きなビニール袋を用意しておくことです。
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運転席側の、ドアポケットにいつも入れておくことといいですね。
こうすることで、傘をクルマの中に入れたあと、素早くそのビニール袋の中に入れることができるので、車内が濡れるのを、防ぐことができます。
大きなビニール袋は、残念ながら見た目はあまりよくありません。
そのような方は、車内で使うことをあらかじめ想定して作られた、便利な傘入れを購入するのもよいでしょう。
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まとめ
傘の乾かし方、お手入れ法をご紹介しましたが、いかがでしょうか。
傘を使って帰ったところから、傘へのお手入れが始まります。
傘を痛めるので、足元でトントンはしないようにしましょう。
便利なグッズも出てきています。
傘との生活を少しでも快適に過ごしましょう。