マスクの正しい着用法、正しい表裏の判断法、外し方など

新型コロナウイルスの感染防止のため、今やマスクの着用が当たり前になりましたね。
でも、マスクはとにかく着ければいいわけでなく、着け方によって大きく効果に差が出るのです。
正しいマスクの着け方って、あまり知らないですよね。
そこで今回は、マスクの効果を高める正しい着け方について説明いたします。

マスクの目的・効果

マスクの目的は、次のとおりです。
(1)ウイルスなど生体に有害な微小粒子を呼吸器内に取り込まない
(2)会話やせきなどによるウイルスなどの微小粒子の飛散を防ぐ
(3)鼻やのどの保湿・保温によって、体内に侵入したウイルスなどの増殖を防ぐ

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不織布製マスクと布製マスクの特徴

家庭用マスクには、不織布(ふしょくふ)製のマスクと布製マスクがあります。

◆不織布製マスク

不織布は、繊維を編まずに熱などで変形させて布にしたものです。
使い捨て用に使用され、広く普及しています。
不織布製のマスクには、内部に粒子の侵入を防ぐフィルターかあります。

最近は、このフィルターの性能が上がり、新型コロナウイルス程度の粒子ならほぼ通さないものか増えているそうです。

したがって、不織布製マスクは、自分の飛沫が周囲の人に飛ぶのを抑えるのにとても有効です。

◆布製マスク

布製マスクは、ガーゼを折りたたんで縫ってあるもので、昔からあるタイプです。
今回、政府が全世帯に配布した「アベノマスク」がそうですね。

目が粗いため、ウイルスが容易に通過でき、不織布製マスクよりウイルスの侵入を防ぐ効果は低いです。
しかし、フィルターが入っていたいため手触りがやわらかく、また、洗って繰り返し使えるといった点が布製マスクの特徴です。

布製マスクを手作りしている方も多いです。
デザインが自由になるのがいいですよね。

◆不織布製と布製に共通の効果

不織布製マスクも布製マスクも、ともに手についたウイルスを口や鼻に運ぱない効果があります。

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マスクの正しい着け方|表と裏を正しく判断

マスクは着け方によって、その効果に大きな差が生まれます。
マスクの効果を高くするポイントは、

「顔にできるだけフィットさせ、隙間を作らない」

ことです。

マスクを着けた際に隙間ができると、ウイルスの侵入を容易に許してしまいますし、自分の飛沫が隙間から周囲に飛んでしまいます。
その意味で、まずは、マスクの表裏を正しく着けることが重要です。
不織布製マスクの表と裏を逆に着けている人がとても多いようです。
という私も最近までどちらが表なのか、知りませんでした(汗)。

◆ゴムひもで表裏を判断

ゴムひもが外にくるか内にくるかでマスクの表裏を判断する、と説明している情報があります。
ゴムひもが外側にくる側が表面になるとしているところ多いです。


しかし、ゴムひもの位置だけでは、表裏は判断できません。
じつはメーカ-によってゴムひもの位置と表裏の関係が異なります。

パッケージの説明をよく読んで判断しましょう。

◆メーカーのロゴなどで表裏を判断

とても分かりやすい表裏の判定方法があります。
それは、マスクの下側の隅に文字やメーカーのロゴなどが印刷されているマスクなら、それらが相手から読める方向が表になります。
裏表が間違うと、文字がひっくり返って読むことができませんから。

(画像引用:株式会社SHARP COCORO LIFE)

◆折り方で表裏を判断

ワイヤを上にして、マスクの折り目(プリーツ)の谷間が下を向く面が表(外側)になっています。
谷間が下を向いているのは、空気中の微粒子がマスクに溜まりにくいようになっているのです。


ワイヤを上にして、マスクの谷間が上を向いていれば、裏ということになります。

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マスクの正しい着け方|正しいサイズ

自分に合うマスクを選ぶことも、マスクの効果を高めるには重要です。
サイズの目安は、耳の付け根の一番高い部分と、鼻の付け根から一袖下の部分の距離を測ります。

9cm~10cm 子ども用
10cm~12cm 女性用
12cm~14cm 普通
14cm以上 大きめ
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マスクの正しい着け方|正しい着け方

不織布マスクを隙間がなく正しく着けるためには、鼻の部分のワイヤを曲げて「W」の形をつくるといいです。


そこを意識して、正しいマスクの着け方を確認しましょう。

◆正しいマスクの着け方

・まずは、手を洗いましょう。ウイルスが着いた手でマスクをしては問題外ですね。

・鼻の部分のワイヤを、緩いカーブを描くように「W」の形に曲げる。
強めに曲げて着けた方が、より強く肌に押し当てられます。
顔に当ててからワイヤを曲げるのは、ダメです。
そうやると、マスクを着けた後にワイヤが少し戻って隙間が生まれることもあるからです。

・マスクを上下に広げる。
マスクを上下に引っ張って、表面を外側にして、鼻からあごの下まで覆います。


鼻がマスクから出たり、あごがマスクから出たりしないようにしましょう。

・両耳にマスクのひもをかける
マスクのワイヤがついている方を上にして、口に当てながら両耳にマスクのひもをかけます。
髪の毛やひげが挟まると隙間ができるので注意しましょう。

◆できるだけ動かさないこと

会話する時などは、マスクが邪魔ですよね。

マスクをあごの下にずらす人が多いですが、それをすると、内部にウイルスか付着する危険があります。
また、マスクのひもが伸びて隙間ができやすくなります。

マスクを正しく装着したら、できるだけマスクを動かさないことも重要です。

◆マスクを外す場合

マスクを外す際は、手でマスク表面には触れないで、ひも(ゴム)をもって外しましょう。
マスクの表面に、ウイルスがついている可能性があるからです。

一時的にマスク外し、テーブルや机の上などにマスクを置く場合もありますね。
そのような場合は、清潔なティッシュペーパーなどを敷いて、マスクの顔側の面を下にします。
もし、マスクの顔側を上にすると、マスク内に飛沫か落ちたり、マスクの表面のウイルスか机に付着する恐れがあるからです。

2歳以下の子どもにはマスクは着用させない

子どもが小さくても、ウイルスの感染を防ぐため、できるだかマスクをさせたいですね。

でも、日本小児科学会は、2歳未満の子どもにはマスクの着用をやめるべきだとの見解を公表しています。
マスクをすることによって、窒息や熱中症の危険が高くなるからです。

子どもは、成人と比べて気管が狭いため、マスクをすると呼吸しにくくなり、窒息の恐れがあります。
マスクをして嘔吐した際にも、窒息につながる危険性が増すとしています。

また、マスクをすることによって、体内に熱がこもり、熱中症のリスクも高まります。
さらに、マスクをしていることによって、顔色や表情の変化から体調の異変に親が気付きにくくなる面こともあります。

マスクをしないことで心配な新型コロナウイルスへの感染ですが、世界的に子どもの感染例は少なく、幼稚園や保育園、学校での集団発生はほとんどありません。
新型コロナウイルスへの感染リスクよりも、窒息や熱中症のリスクの方が圧倒的に高いということです。

特に2歳以下の子どもには、マスクをさせない方がいいということですね。

まとめ

今回は、マスクの効果を高める正しい着け方について説明いたします。
効果を高めるために
・マスクの表裏を正しく着ける
・正しいサイズのマスクを選ぶ
・隙間をあけないようにマスクを着ける
・マスクをしてから動かさない
・マスクを外す場合は、ひもをもって外す。
ということでした。

今回の記事を参考に、マスクの効果を高める正しい着け方をしましょう。

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