あくびっていうと、眠むたいときや退屈しているときに出るものと一般的に思われていますね。
ですから、授業中や研修中、大事な会議などで、あくびが出そうになると、とても困ります。
あくびをしたところを講師や上司に見られるとまずいですから。
そこで今回は、あくびを止める方法をいくつかご紹介しましょう。
目次
■あくびを止める方法のまとめ
あくびを止める効果的な方法には、次の6つがあります。
(1)鼻呼吸を繰り返す。
(2)外の新鮮な空気を吸う。
(3)口を大きく開く。
(4)舌を動かして上唇をなめる。
(5)唇とあご先の間を指でつまむ。
(6)軽く舌を噛む。
■脳を冷やしてあくびを止める方法
鼻呼吸を繰り返してあくびを止める
あくびは、脳を冷やすために出るという考えがあります。
脳がオーバーヒートしそうになると、あくびが出るというのです。
それが正しいとすると、あくびが出る前に脳を冷やせばいいということになります。
そのためには、鼻呼吸を繰り返すのが効果的です。
鼻呼吸を繰り返すことで、実際に脳の前頭葉が冷却されるのです。
鼻呼吸は、いつでもどこでもできますし、まわりの人にも気づかれにくいです。
外の新鮮な空気を吸ってあくびを止める
これも、あくびが出る前に脳を冷やすための方法です。
会議中などでも、席をはずすことができれば、外の新鮮な空気が吸える場所に出てみるのです。
さらに、外で深呼吸すれば、脳に新鮮な空気が送り込まれて急激に冷やされ、あくびは止まるというしくみです。
口を大きく開いてあくびを止める
口を大きく開いて周囲の冷たい空気を吸い込むことで、脳を冷やすことができます。
あくびも大きく口を開く訳で、やっていることは似ていますね。
あくびをするよりは、わざと大きな口を開く方が、まだ少しはほかの人から見た感じはいいですよね。
■あくびに使う筋肉を固定してあくびを止める方法
舌を動かしてあくびを止める
舌を動かして、上唇をペロペロと左右になめてみてください。
または、舌で前歯の裏側を触ったりしてもいいです。
舌を動かすことで、あくびに使う顔の筋肉を固定でき、その結果あくびが出にくくなるとも言われています。
唇とあご先の間を指でつまむことであくびを止める
唇とあご先の間を、親指と人さし指でギュッとつまむことでも、あくびを起こそうとする筋肉を固定することになり、あくびを出ないようにすることができます。
あくびが出そうになったら、すぐに強めの力で下唇の真下あたりをつまことがポイントです。
舌を軽く噛むことあくびを止める
舌を軽く噛むと、あくびを止めることができます。
舌を噛むことでも、あくびに使う顔の筋肉を固定化できるだけでなく、痛みによって脳に刺激を与えるためです。
これは、まわりの人に気づかれにくいですから、いい方法です。
当然ですが、あまり強く噛まないようにしてくださいね。
■まとめ
今回は、あくびを止める方法を6つご紹介しました。
やってみるとわかりますが、いずれもあくびを止めるのにまずまずの効果があります。
まずは、まわりの人からわかりにくい方法から試してみてください。