宝くじを購入する人は、多いですよね。
特にジャンボ宝くじ販売のときは、売り場が行列になっています。
1等7億円の賞金がもらえることが目的ですね。
でも、高額賞金を狙うなら、スポーツくじ「BIG」もあるのです。
そこで今回は、スポーツくじ「BIG」について宝くじなどと比較しながら説明しましょう。
目次
スポーツくじ「BIG」とは?
スポーツくじ「BIG」は、完全運まかせのくじ
スポーツくじ「BIG」は、指定されたJリーグなどのサッカー14試合の試合結果を予想するものです。
具体的には、
・ホームチームが90分間で勝つ予想なら「1」
・負ける予想なら=「2」
・引き分け・延長の予想なら=「0」
とします。
そして、コンピューターがランダムに選んだ予想と14試合すべてが一致すると1等になります。
つまり、サッカーの知識は全くいりません。
完全に運まかせのくじなのです。
賞金は最高6億円
スポーツくじ「BIG」の1等当選金は、最高3億円です。
それだけではありません。
1等当選者がいないと、キャリーオーバー(持ち越し)ができますので、1等最高6億円となるのです。
実際に、2018年には、賞金6億が55本も出たそうです。
期間限定で「ボーナスBIG」というものが販売され、その当選金は最高10億円でした。
さらにさらに、2019年5月に発売された「ボーナスBIG」の当選金は12億円でした。
「BIG」とジャンボ宝くじとの比較
スポーツくじ「BIG」とジャンボ宝くじを比較してみましょう。
最高当選金
種類 | 1等当選金 | 備考 |
BIG | 最高6億円(キャリーオーバーの場合) | ボーナスBIGは最高12億円 |
ジャンボ宝くじ | 7億円 | 前後賞合わせて10億円 |
高額当選金を狙うには、BIGも宝くじとほぼ同じレベルになっていますね。
当選金配分割合
BIGも宝くじも、購入された金額のすべてが当選金に配分される訳ではありません。
BIGは、その目的であるスポーツ振興に使われます。
宝くじも、購入金額の約40%が公共事業等に使われます。
そして、どちらも、さらに販売店手数料などもかかります。
その結果、BIG、宝くじの当選金配分割合は、次のようになっています。
種類 | 当選金配分割合 |
BIG | |
宝くじ |
このように、BIGも宝くじも購入金額のうち当選金に配分われる割合は、ほぼ同じですが、BIGの方が配分割合が3%ほど高いということになります。
→ 参考:BIGの当せん金配分割合の変更について(スポーツくじオフィシャルサイト)
1等当選確率
1等当選確率について、BIGとジャンボ宝くじを比較してみましょう。
種類 | 1等当選確率 |
BIG | |
宝くじ |
これは、かなり差が出ました。
BIGの方がジャンボ宝くじよりも1等当選確率が高いです。
なぜこれだけ差がついたかというと、BIGは賞金の何と80%も1等の当選金に配分するからです。
BIGや宝くじの当選金の税金は?
競馬や競輪の配当には、税金がかかります。
それに対し、スポーツくじ「BIG」や宝くじの当選金には、税金はかかりません。
非課税なのです。
なぜなら、
BIGは、「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」の16条で「払戻金については、所得税を課さない」と規定されており、
宝くじも、「当せん金付証票法」第13条で、当選金に所得税を課さないと規定されているからです。
もし、競馬や競輪で6億円が当たった場合には、一時所得となり、所得税・住民税合わせて最高55%の税金がかかります。
手取りはおよそ半額の3億円になります。
それに対し、BIGや宝くじで1等6億円が当たった場合、そのまま6億円がもらえるのです。
これはうれしいですね。
BIGもジャンボ宝くじも非課税で引き分けです。
買いやすさ(どこで購入できる?)
BIGや宝くじは、どこで購入できるのでしょうか。
いまや、両方ともインターネットでも購入できるしくみになっています。
種類 | 販売店 | インターネット | コンビニ |
BIG | |||
ジャンボ宝くじ |
宝くじでも、ロト6やロト7はコンビニでも購入できますが、ジャンボ宝くじはコンビニでは買えません。
買いやすさという面では、コンビニでも購入できるという点で、若干BIGに軍配が上がります。
BIGのネット購入なら、楽天totoが便利です。
もちろん、楽天ポイントもつきますよ。
まとめ
今回は、スポーツくじ「BIG」について、宝くじと比較しながら説明してきました。
まだ認知度や実際に購入する人数は宝くじの方が勝りますが、BIGも宝くじに負けない魅力があります。
高額当選を狙って、BIGを購入してみましょう。
ただし、余裕資金でお願いします。