デパート(百貨店)というのは「正札販売」「定価販売」が常識で、一度にたくさん買うからと言っても、オマケしてくれないですよね。
それがデパートのステータスでもあるのです。
ところが、そんなデパートでも、値引きしてもらう方法はあるのです。
そこで今回は、デパート(百貨店)で値引きしてもらう方法をご紹介しましょう。
目次
本当にデパート(百貨店)は値引き交渉に応じてくれないのか
J-CASTニュースが三越日本橋本店に値引き交渉について問い合わせたところ、同店広報は、次のように回答しています。
「値引きには応じていません。昔から百貨店はそういう商売のやりかたです。値引き交渉した人としなかった人に、値段の差が生まれるのは好ましくありません」
ほかのデパート・百貨店も同様に対応のようです。
デパート(百貨店)で値引きしてもらう方法|公務員や大企業
まず、あなたが公務員なら、たぶん互助組合に入っていますので、その組合員証を提示すれば、1割から2割は割引してくれるデパートが多いはずです。
公務員以外でも、大きな企業グループに属していれば、同じような特典があるはずです。
よく調べてみましょう。
本人が公務員や大企業の勤めていなくても、家族に公務員がいれば、一緒に買い物に行けばいいのです。
デパート(百貨店)で値引きしてもらう方法|デパート勤務の人と友達になる
あなたもあなたの家族も、公務員とも大企業とも関係ないという人は、どうすればいいのでしょうか?
答えは簡単です。
デパート(百貨店)に勤務している人と「友達」になるのです。
友達になれば、その人の社員割引で安く買うことができます。
デパート(百貨店)で値引きしてもらう方法|デパートのカードを作る
デパート(百貨店)勤務の知り合いもいない人は、デパートのカードを作れば、5パーセント引きなどの特典がつく場合が多いので、それを利用しましょう。
友の会の様なカードを出しています。
デパート(百貨店)のカードは、一般的にお買い物額の累計金額によって割引額が決まります。
翌年から5%~10%程度の優待割引が受けられるものや、買い物金額に応じたポイントが付くものがあります。
デパートによってはポイント3倍とか5倍などの企画もあるようです。
そのような企画のスケジュールを把握しておくと良いでしょう。
デパート(百貨店)で値引きしてもらう方法|催事でメーカーの人と交渉
デパート(百貨店)の中にあって呉服は高額商品なので、値引き体質が今でも存在しているようです。
催し会場などの大きな呉服催事では、スーツを着たメーカーの営業さんが頻繁に催事場に顔を出します。
デパートの人ではなく、メーカーの人が値引き交渉の相手です。
営業と思われる人に「あなたはメーカーの方ですか?」と聞いてみてください。
メーカーの営業さんなら、値引き交渉をしてみてください。
デパート(百貨店)で値引きしてもらう方法|外商のお得意様になる
外商部のお得意様になる
これまで紹介した方法よりも、大きな値引きが期待できる方法があります。
「外商のお得意様」になることです。
デパートには訪問する外商部がある
デパート(百貨店)には、店頭で売る以外に外商部という部署があります。
外商部では、得意先を訪問して売っているのです。
外商部の得意先は企業が多く、お中元やお歳暮の一括注文をとりに歩いたりしています。
外商部は個人も得意先
しかし、外商部の得意先には、企業以外にもお金持ちの個人客もいます。
高価な美術品などの多くは、店頭で売れているのではなく、この外商部が売っているわけです。
外商部といっても、高価な美術品だけでなく、何を売ってもかまわないことになっています。
外商担当者は、家庭や指定先に出向くだけでなく、店内でお得意様に付添い必要な買い物を一緒にすることもあります。
一度でも高額なものを買えば外商のお得意様
一度でも少し頑張って何か高いものを買えば、外商のリストに入れてもらえます。
そうすれば、お店に入ったときも、「外商のお得意様」として、手厚くもてなしてくれますが、それだけでなく、安くしてくれるものなのです。
支払いはサインの後払いでOK
さらに、支払いは後払いでOKなのです。
サインひとつで買い物ができるのです。
つまり、金持ちほど得をするしくみになっているのです。
少し頑張って「外商のお得意様」になって、デパートでも安くしてもらいましょう。
まとめ
今回は、デパート(百貨店)で値引きしてもらう方法をいくつかご紹介しました。
今でもお中元やお歳暮をデパートで注文する人が多いのは、ステータスがあるからです。
そんなステータスのあるデパートで、今回の記事を参考に安く買い物をしてみてください。