香典の金額相場や書き方・渡し方のマナー・基礎知識を紹介



訃報をいただくと、悲しみの次にやってくるのが、香典についての悩み。

・いくらを包めばいいのか
・どのように書いたらいいのか
・どのようにお札を入れるのか
・どうやって渡せばいいのか
などなど。

経験が少ない若い人にとってはもちろん、
ある程度経験のある中年の方にとってもいつも悩むものです。

その悩みを解決できるように、香典についての基礎知識をご紹介します。

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香典にはいくら包めばいいのでしょうか?(金額・相場は?)

香典にはいくら包めばいいのでしょうか?悩みますね。

香典に包む金額は、参列者と故人との関係や参列者の年齢によって左右されます。

仕事に就いたばかりの収入に不安がある20代の若者と、
キャリアも長く安定した収入を得られる40代以上の中高年層を比べると、
収入の差が最低金額に直結しているといえます。

統計として、一般財団法人日本消費者協会が2009年7月に行ったアンケートの結果をご紹介します。

相手     平均額
親      56,667円
祖父母    10,000円
兄弟・姉妹  44,375円
甥・姪    44,167円
他の親戚   21,010円
友人・知人  9,004円
職場関係   7,774円
ご近所    9,479円
先生     7,077円

出典:くらしの情報誌 月刊消費者 2009年12月号no.604
上記を参考に相場をまとめてみました。

【相手:親】    :20代=3万円、30代~40代=5万円、50代以上=10万円。
【相手:祖父母】  :20代=1万円、30代~40代=3万円、50代=5万円。
【相手:兄弟・姉妹】:20代~30代=3万円、40代~60代=5万円。
【相手:伯父・叔母】:20代~40代=1万円、50代~60代=3万円。
【相手:その他親戚】:20代~30代=5千円、40代~60代=1万円。
【相手:友人・知人】:20代~40代=5千円、50代以上・親しい場合=1万円。
【相手:職場関係】 :20代~60代=5千円。親しい場合=1万円。
【相手:取引先関係】:20代~30代=5千円、40代~60代=1万円。

香典の金額は「死」と「苦」を連想させる4と9のつく額は避けた方が良いでしょう。

なお、香典に使用するお札は新札を使わないようにします。
これは、あたかも事前に死を予期して準備しておいたかのようで失礼という意味から敬遠されているようです。
すでに使用して折り目のついた古いお札をお包みします。
どうしても新札しかない場合は軽く折って使用しましょう。

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香典袋の選び方と表書きの書き方は?

【香典袋の選び方】

香典袋の書き方を説明する前に、香典袋の選び方について説明します。

どのような香典袋を選ぶかについて、特にこれといった決まりはありませんが、
一応、お包みする金額に応じて香典袋を選択します。

・5千円以下:水引きが印刷された香典袋
・1万円:水引きが黒白の香典袋
・3万円~5万円:高級和紙に銀の水引きをかけた香典袋
・10万円:高級和紙にひだ折や銀紙があしらってあったり水引きが手の込んでいる香典袋

市販の香典袋には、目安の金額が書かれていますので、参考にしてください。

【表書きの書き方】

水引から上の場所の用途は宗教によって異なりますが、
「御霊前」が最も無難です。
全宗教のお通夜・お葬式で使える表書きだからです。

用途を印刷したものを使わない場合は、薄墨で書きます。
薄墨は悲しみの涙で文字が滲んでいるという気持ちを表わすとされているからです。

筆記用具は筆ペンなどを使用し、ボールペンやサインペンは使いません。
薄黒用の筆ペンが市販されていますので、それを使用します。

水引の下には、名前をフルネームで書きます。やはり薄黒で書きます。

連名にする場合は、は多くても3名までにします。
4名以上の場合は、代表者名を中央に、その左に小さめに「外一同」と書きます。

夫婦の場合は、世帯主名にしますが、夫婦ともに交流があった場合は連名にします。

仕事関係のお付き合いだった場合で、ご遺族と面識がないときには、ご遺族に「どんな関係だったか」が分かりやすいように、名前の右側に会社名を入れましょう。

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香典の中袋の書き方・お札の入れ方は?

中袋の表に、漢数字で金額を書きます。
壱(一)、弐(二)、参(三)、阡(千)、萬(万)の漢字を使います。
例えば5,000円の場合は「金五阡円」(金五千円でも可)と書き、「也」はつけません。

裏側には、住所と氏名を書きます。
住所は省略せず、郵便番号から書くようにします。

4名以上の場合でも、中袋には全員分の名前を書きます。
多人数の場合には、別紙に全員の名前と金額を書いて中袋に入れます。
なお、お札の入れ方ですが、
向きを揃えて、お札の表側(顔のある面)が中袋の裏側になるようにします。

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香典の渡し方

香典は、ふくさに包んで持参します。
受付直前までふくさに入れておき、受付で開いて渡します。


香典を渡すときは、お悔やみの言葉を述べるのが基本です。

袋の向きを相手の方に向けて受付係の人に差し出します。

「このたびは、誠にご愁傷様でございました」
又は
「このたびは、お気の毒様でございました」
と言葉を添えるとよいですが、
必ず口に出さなければならない訳ではありません。
お悔やみの言葉を述べずに一礼だけでもよいでしょう。

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まとめ

香典の金額は、相手と自分の年齢によって相場は異なります。
故人とのお付き合いの深さによっても変わってきます。

香典袋の書き方やお札の入れ方、渡し方にもマナーがあります。

これらを事前に確認しておきましょう。