赤ちゃん・乳児の急な発熱への対処法・熱を下げる方法

赤ちゃんには、昼間はとても元気だったのに、夜になると発熱してしまったり、休みの日に限ってなぜか朝から発熱してしまうことが多くあります。 今回は、赤ちゃんの急な発熱に慌てない対処法をご紹介いたします。
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まずお母さんが冷静になって赤ちゃんを観察する

熱が上がればあがるほど心配になってしまいますが、それだけが原因で脳に損傷を受けることなどはありません。 たとえ、病院に行くことになったとしても母親の知識がその後の治療に大きく影響します。 まずは、お母さんが冷静になって、赤ちゃんの様子を観察しましょう。

赤ちゃんの発熱以外の症状を観察しましょう

まずは、発熱以外に異変がないか、いつもと違うか、どこか痛っていないか、よく観察してあげましょう。 赤ちゃんや乳児であれば、痛みをきちんと伝えることは不可能です。 発熱と同時に、以下の症状が見られる場合は、なるべく早く病院に行く必要があります。 ・嘔吐を繰り返す ・呼吸音がいつもと違う(ゼーゼーと呼吸が苦しそう) ・目が充血している ・表情が乏しくぐったりしている ・水ぶくれや赤い発疹が出ている ・真っ白な顔色をしている

小児救急電話相談を利用しましょう

お母さん一人だと、とても不安になりますよね。 そんなときは、「小児救急電話相談」を利用しましょう。 これは、厚生労働省が運営しているもので、 全国統一の短縮番号【#8000】をプッシュすることにより、 夜間や休日でも小児科医師や看護師に電話相談ができます。 (地域により受付時間が異なりますが、19:00~翌朝8:00のところが多いようです。休日は、8:00から受付する地域のあります。) 赤ちゃんの症状を医師や看護師に伝えましょう。 そのためには、赤ちゃんの観察が重要になってきます。

赤ちゃんの発熱への月齢別対処法

赤ちゃんが発熱した場合、月齢によってその対処法が異なってきます。 月齢別に赤ちゃんが発熱したときの対応を説明します。 なお、以下にご紹介する方法は、初熱のみでほかの症状が見られない場合の対処法です。

生後2ヶ月までの対処法

生まれて間もない赤ちゃんは、母乳からもらった免疫があると言われていますが、 生後2ヶ月までの赤ちゃんは、まだ抗体力がありませんので、発熱は危険です。 急速に悪化する場合がありますので、念のためすぐに病院に行きましょう。

生後3ヶ月から4ヶ月の対処法

生後3ヶ月から4ヶ月になると、抗体が少しできてきています。 しかし、発熱が8時間以上続く、眠ってばかりいて顔色が悪い時には、 すぐに病院に連れて行きましょう。

生後5ヶ月ぐらいの対処法

初熱だけの症状で機嫌がよくおっぱいも飲めているようなら、多少熱が高くても慌てて病院へ連れて行く必要はないでしょう。 ただし、生後初めての発熱の場合は心配ですので、念のため早目に病院に連れて行きましょう。

生後6ヶ月以上の対処法

生後6カ月以上となれば、赤ちゃんにもある程度の抗体力も体力がついています。 高熱が1、2日続いても、赤ちゃんの機嫌がいいときは、すぐに受診する必要はないでしょう。 ただし、元気もなく、ぐったりしていると心配です。 熱が下がらない場合は細菌やウイルスなどに感染している可能性もあります。 ・どんどん症状が悪化している ・嘔吐や下痢をしている ・うとうとして話しかけても反応が鈍い ・半日排尿をしていない ・真っ白な顔色をしている ・泣きやまない上に、声が弱々しい などの症状が見られるようであれば、休日や夜間でも病院へ連れて行きましょう。

熱を下げる方法

身体を冷やすか、温めるかは状況によって異なります。 寒がっているようなら温め、暑がっているようなら冷やしてあげましょう。

氷のうで冷やすのが基本

氷のうは、氷片や水を入れて患部を冷やすのに用いるゴム製などの袋です。 氷のうが赤ちゃんの肌に直接触れると冷えすぎますので、必ず薄いタオルに包んであげましょう。

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額にあてるのが一般的ですが、脇の下や太ももの付け根に当ててあげると効果的です。 また、氷のうの中に塩をひとつまみ入れておくと、氷が長持ちして取替える間隔を伸ばすことができます。 額に貼る冷却シートがありますが、あまり効果は期待できません。

急な発熱で氷のうがない場合は豆腐で代用する

夜中に急に熱を出し、あいにく氷のうがないというときに役に立つのが、お豆腐です。 豆腐には、熱を吸い取る性質がありますので、かなり効果があります。 次のように「豆腐シップ」をつくります。 1.豆腐半丁をつぶし、小麦粉1/3カップと混ぜて練りあげます。 2.それをさらし布などに5mmほどの厚さに塗り伸ばします。 これで「豆腐シップ」の完成です。

大根を使って熱を下げる

もう一つ、氷のうがない場合に大根を使った対処法をご紹介します。 【大根などの葉を後頭部にあてる】 大根やかぶの青い葉には、熱を吸収する性質があります。 枕の上にビニール袋などを敷き、葉をそのまま束にして置きます。 そこに後頭部をあてるようにして寝ると、気持よく熱を取ってくれます。 【大根おろし汁+りんご】 大根おろし汁とりんごジュースを混ぜ合わせて飲ませます。 大根、りんごともに消化酵素がたっぶりですから、余分な熱を分解してくれます。 大根おろしは、ビタミンCを有効に使う為に、飲む直前にすって作ります。

解熱剤はあまり使用しない

熱が出たからといって、すぐに解熱剤を使用してはいけません。 一般的な目安として、38度5分を超えたら解熱剤を投与しても問題ないといわれていますが、たとえ熱があっても元気ならば必要ないでしょう。 熱が高く、元気がなくて辛そうならば解熱剤で手助けをしてあげるといいでしょう。

まとめ

初熱に限らず、症状をうまく伝えることができない赤ちゃんの病気は、もっとも身近にいる母親の冷静な判断がとても重要です。 1.まずは、初熱以外に症状はないかを冷静に観察する 2.心配なときは、小児救急電話相談「#8000」で相談する 3.必要があれば、病院へ連れていく という対処法を理解しておき、赤ちゃんの急な発熱にも慌てず対処できるようにしておきましょう。
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